歯科矯正中は、抜歯後や食事中などに痛みを感じることがあります。痛いと感じることが多くなったらすぐに医師に相談しましょう。
1回のみの歯型取りで、コンピュータを使って精密にマウスピースを作ります。非常に薄い透明な形をしているため、歯に装着した際、非常に目立ちにくく、裏側に装着した場合は表面からは見えません。またインビザラインは治療の際少しずつ歯を動かしていくため、痛みが生じにくいという特徴もあります。
通常のマウスピース治療では、まず歯が変化した際毎回歯型を取る必要があります。また、取り外しが簡単でお手入れがしやすいという特徴があります。インビザラインは1日22時間以上の装着が推奨されていますが、マウスピースはそれより短い期間が設定されていることがほとんどです。
子供の歯の状態によってワイヤーによる方法をとるのか、あるいはマウスピースを使った方法をとるのか、矯正方法は異なります。どんなやり方をしたらいいのか、歯科医師に相談し、歯の状態や子供の年齢、さらに予算などから確認をして最適な方法を選択してください。子供の歯の状態や、医療機関が勧める方法によって金額が大幅に変わることは珍しくありません。歯だけではなく歯茎や子供の精神的な状況によって、使いやすい方法を選ぶことが良い結果につながるといわれているため、参考にしてください。歯並びがそれほどひどくない場合やまだ小さくて歯が動きやすい場合は、痛いと感じにくいマウスピースを使った方法のほうがいいでしょう。
子供よりも大人のほうが歯列矯正の治療期間が長くなることを知っていると、どんな治療をしたらいいのかがはっきりします。大人で器具をつけているところを見られたくない場合には裏側(舌側)矯正といって、歯の裏側に器具をつけて、歯の動きをサポートする方法が定番です。ただし、歯の状態によっては希望があっても歯の表面に着けたほうがスムーズに動く場合もあるため、歯科医師に確認してください。なお、インプラントを一部に設置し、スピーディーに動かす方法もありますが、慣れるまでは痛いと感じる人が多いため、痛みに弱いなら事前に相談しましょう。
歯列矯正は痛みを感じると考えている人は多いですが、具体的にどの程度痛く感じるものなのか、理解して治療を受けたほうがいいでしょう。ただし、全く痛くない方法もあるため、医師と相談して自分の歯の状態に最適な治療を行うことが望ましいです。ワイヤーを使った歯列矯正の場合、基本的には歯が動くため、最初のうちは違和感や痛みを感じる場合が少なくありません。しかし、10日ほどたつと慣れてきてそれほど気にならなくなるため、日常生活を送ることは簡単になるといわれています。マウスピースを使った方法の場合には、痛いと思うことは少ないですが、つけ忘れてしまうと元の位置に戻ってしまう可能性が高いため、注意が必要です。
歯列矯正で痛みを感じる部分としては、歯が動く時だけではなく、複数の条件で痛いと感じることが多いため、事前に確認してください。物を噛むときの痛みや装置が口の中に当たって痛いこと、ワイヤーが引っ張っていて何もしなくても最初のうちは痛くなることもあります。